会社でいくつか気付きがあったのでメモしておきます。

自分のプレゼン(?)のヘタさに絶望した@セミナー報告会

セミナー報告会というのが最近行なわれました。

会社でセミナー費用を負担してくれたりと、とても理解のあるライブドアですが、行ったらそのまま「楽しかったー、勉強になったー」で終わる訳けではありません。あたり前ですね。行ったことで得た成果などをみんなに報告する会が、定期的に行われます。

さらにあたり前なことを言いますが、そこで話した内容を上長が判断し、効果が得られていないと感じれば次からの「セミナー行きたい!!」という話は難しくなる訳でございますです。

手段がそのまま目的になっていた
「セミナーの報告をすること」が目的ではない

それらの話をすることで聞いてくれてる人にどんな知識を共有できるか、とか気付きを得られるか、が重要

テーマ選択のミス

当日忘れていて吟味するヒマが無かったというのもありますが←言い訳。とても難解なだけのもの、話す相手を無視したテーマを扱ってしまいました。

言われたことを、そのまま伝えているだけ

そんな難解なテーマなのにメモしたことをそのまま話すなど、うまく噛み砕けていなかったです。それを話してその先、みなさんにどうしてもらいたいか、どう感じてもらいたいかが無かったです。

一方的な話し方

口を挟みづらい雰囲気を作ってしまったような気がします。自分ではフランクだったりゆっくり話したりして空気を作ろうとしていたつもりなのですが、そんなものは上辺でしかありません。自分自身が落ち着いて、話したいことを明確に相手に理解してもらえているかを確認しながら話を進めていく。そういったことが足りなかったと思います。まわりから見ても「まめこ焦ってんなー」って感じがにじみ出ていたのでは無いでしょうか…><

もっと発言、議論の促進を促すような空気作りを心がけねば。

初心忘るるべからず
なぜそのセミナーに行きたかったのか
行って何を得たか、何を得たかったのか

ここ!!ここをちゃんと頭に入れてセミナーに行ったり、報告したりしないと意味が無いですね。ふはー。こんなあたり前のことが出来ないもんですね…。

先輩の話し方が上手かった

ここはよいしょです。えへ。でもネタではなく本当に勉強になったのでその場で思ったことをメモするくらいでした。

対話形式の導入

難しそうだったり曖昧な言葉に関して、みんながどう思っているかを聞いていました。ここでは「ブランドマネジメント」という単語でした。対話形式にするというのは話す側にとってはちょっとドキドキするものですが、やっぱりやるだけの効果はあったように思います。単語を知らなかった人はみんなの発言を聞いてニュアンスを掴めますし、話をすすめる方にとってもみんなの認識を把握した上で進められるのでメリットがたくさんあると思います。

身の丈で話す

「発表しちゃうぞー(「・ω・)「」というオーラも無く、いつも通りの雰囲気で話しが始まりました。いきなり「照明を落としてプロジェクターを見る」という形をとらなかったのも「お?」と聞く方の気が抜けて良かったです。さらに気負ったように見えない先輩自身の空気感にも「ほへー」と唸らされるばかりでした。誉め殺しですね。

視点が鋭い

「場数」で片づけられるものでは無いと思います。きっと「目的を見失わない」というデザイナーとして重要なことがしっかり実践されているのではないでしょうか。絵を作るとかそういうことでは無くて、デザインの本質の部分です。デザイナーとしての成熟度なのでしょうか。精進します!!

実は先輩が話していたテーマは私も報告会でやろうと思っていた内容で(私は忘れていただけですが…)話の構成を自分なりに考えたりしていました。なのでアプローチの違いや、話したことの狙いなどが見えてすごく面白かったです。

セミナーで聞いたことをそのまま話すのではなく、自分の観点や、それによって聞いている人にどう動いて欲しいかなども考慮した上で必要な箇所を抜き出して話しているように感じました。さらには同じ話を聞いていたのに解釈の仕方が異っていたりしたのが私の「気付き」でここ、何かしたいなーと思いました。

まとめ

場数もそうですが、何よりも「目的を見失っていた」ということが最大の過失で、見直すべき点だと自分で分析。いやもっとあると思うんですけど…。今まで以上に与えられていた権限が大きくなっても、私って今までやっていた範囲でしかものを考えられていないんだな。と盛大に猛省しております。

良く考えるとデザイン勉強会でも同じ間違いをしていたのかも…(´・ω・`)

そしてもう一個

仮説の前に分析@コンテンツでの会議

まずは分析。

楽天の社是の中に「仮説→実行→検証→仕組み化」という言葉があります。がさらにその前の段階の「分析」が抜けている状況で話しを進めていたんだなと感じることがありました。良く考えたら、そこって根拠無いじゃん。みたいな。あうあうあー。そこに視野をとどめてしまい、時間を消費してしまいがちになります。

そういったことが会議ではとても起きやすいと感じたので、そこに囚われず根本を見つめられるディレクターさんの視点を見せられて反省した。

どうしても時間が経って風化する前に書いておきたかったので書けてちょっとスッキリしました。反省で終わらないように、次に活かしてやるぞ!(`・ω・´)」