Jan12
「みんなもっとブログ書けばいいのにー。」
「検索すれば出てくるような記事を改めて自分が書く必要は無いなー」
こんな会話から 「車輪の再発明」という言葉を同期のエンジニアさんに教わりました。
「広く受け入れられ確立した技術や解決法を無視して、同様のものを再び一から作ってしまう事」を意味する、車輪を題材にした慣用句である。
ブログに当てはめると、同じテーマの記事が氾濫し、良い記事が埋もれてしまう事を危惧しているのでしょうか。しかしそのデメリットを踏まえたとしても、記事を改めて書くことは価値があります。もちろん、ただ単に増えれば良いと言う訳けありませんが。
既に記事になっているテーマを改めて書く時は「視点」が重要だと思っています。どういった背景の人が、誰に向けて書くかこの2つの視点を持ち込むことでまた新しい記事となると自分が書いた記事で実感しました。
「Photoshopで人物の髪の毛を切り抜く」
http://blog.woopsdez.jp/2007/09/photoshop_1.php
デザイナーにとってはあたり前の内容で今さら書く内容ではありませんが、たくさんの人に読んで頂けたのはデザイナーでない方々が注目してくれたからだと思っています。ムービーを解説入りでとってみたり、画像をふんだんに使うなどして極力分かりやすい言葉を使うなど工夫をしたことも一つ。
これが「視点」ということになります。
「『デザイナー』である『私』が『デザイナーでない人達』に記事を書く」
そうすると、どのように文章を書くかなどがおのずと見えてくるので他の記事との差別化にもなります。こういった事を各人が意識し、同じテーマの記事でもそれぞれの視点を持って記事を書いていけば、今まで見えなかった角度で物が見えるようになる事もあるはずですであり、それは必ず自分や他人にとってメリットになります。
そういった「車輪の再発明」であればどんどん書くべき。
そもそも何故こんなことを思ったかと言いますと、もっとデザイナーさんに具体的な記事を書いてもらいたいのです。
私の経験してきたDTP(印刷)業界には暗黙で定着している表現方法があります。
#「チラシの値段の「円」や「税込」をちっちゃく表示してより数字が目に入りやすくする」など
本当に細かいのですが、みんなそれぞれの小技を持っているハズなのです。これらはなかなかweb上で見られることが少なく、現場の先輩や人の作品などから見て得ることが多くあります。
こういった事を「みんな知ってるだろうから」「書いても需要が無い」など思わず自分の持っているものはどんどん書くべきだと思います。せっかくのwebがあるのですから。誰がどこで見ているか分かりません。まったく別の業界や人に影響を与えることが出来るかもしれません。まずは発言することに価値を起きたいと思うのです。
疑問に思うこと、これちょっと便利だよねと思っていることがあれば、とりあえず記事を書いてみることをお勧めします。
少しですが、何かが変わるかもしれません。
Comment
自分にとって、めちゃめちゃタイムリーな問題だったので、
デザイナーではないですがとても参考になりました。
ありがとうございます!
投稿者:sidus | January 12, 2008 9:01 AM
いいこといった。
いろんな人がいろんなとこで同じこと書いて、目につく確率あげてほしい。
Googleだよりじゃ、面白くないもん。
投稿者:豪 | January 12, 2008 11:45 AM
こんにちは。
自分にとって当たり前のことでも、人から見ると知らなかったことっていっぱいあるとおもいます。
また、自分が覚えたことや知らなかったことを書くことで、自分の記憶に定着するし人に伝えようとすることで自ら考えたりすることもあるとおもうので、そういう意味でもどんどん書いていくといいと思います。
僕の場合は、想定読者は記憶をなくした自分という感じなんですが、一度書いておくことで、人に何かを聞かれた際に、 URL を教えるだけで済むというのもいいかもしれません。
投稿者:kengo | January 12, 2008 9:59 PM
http://uk-studio.net/2008/01/12/blog/
オレがブログを書く理由をまとめてみたよ。
結構エンジニアはブログ書いてる人多いけど、
デザイナはそうでもないのかなー。
もっとアウトプットしていけばいいのにね。
投稿者:UK | January 12, 2008 11:33 PM
sidusさん
おー! シンクロしましたね!
デザイナーに限らず様々な分野の方の発信する情報にとても興味があります。
同じような思いを持っている方がいて、書いて良かったなー。と思っています。
こちらこそ、ありがとうございます!
豪ちゃん
ありがちょー! たまには普通の記事を書いてみたよっ!
いきなり良い記事がかける訳じゃないから、やっぱり書き続けることは重要だし、
価値はきっとあるよね。
kengoさん
自分も書いてみると頻度を狭めて書くことの難しさを痛感するのでコンスタントに書かれているkengoさんの記事を見ていつも関心するばかりです!
自分が思ってることを柔軟に、気軽にアウトプットしていきたいですね。
ありがとうございます!
UK
おおおおーーー! ブログ読みますた!
エンジニアさんは本当に多いよね、webを一番使っている職業だからって言うのもあるのかな。デザイナさんはblogやwebsite自体を作品として作ることが多いから文字で語ることが少いのかも。あとは仕事だとクライアントさんとの制約が大きいからなのかもねー。
投稿者:まめ まめこ | January 16, 2008 6:03 PM