3連休前の「ハナ金」ということで会社の開発部の忘年会に参加してまいりました。
とても楽しく、2次会にもお邪魔させて頂くことになり、半ば確信犯的に終電を逃したわけでございます。

2時を過ぎ、そろそろ帰る流れになったところで会社の前でタクシーを掴まえようと手をあげていたのですが…。

まー、掴まらん!!

反対側の車線に回ってみたり、さらに5分程歩いたところで手をあげてみたり、またさらに5分ほど歩いたところで手をあげてみたりといろいろしてみましたけど全然掴まりませんでした。みんな既に載せているか、回送、迎車。

もともと掴まりづらいとは聞いていたのですが、まさかこれほどとは…。

深夜の赤坂で一人手をあげているのはなんとも切ない気持ちになりますね。

20分程たったころようやくまめのもとに「回送」となっていたタクシーが停まってくれました。これで帰れる (´・ω・`)


話しを聞いてみると「あのままじゃきっとあと1時間くらいは載せてもらえないだろうから、気の毒になって停まった」と話してくれました。

12月の年末年始の1,2週間前は言わば「かきいれ時」だそうで、みなさん遠くまで帰りそうな人を狙うのだとか。年末年始は会社もお休みなのでこのくらいの時期が一番盛況なようです。

さらに言うと赤坂という場所柄、銀座も近いのでそこへタクシーさんはわんさと流れこみ、遠方からのお客様を狙い打ちするのだとか。「ホステスのお姉さんは全然停まってもらえないんだろうな、近いから」と運転手さんは言っていました。
しかしながらホステスのお姉さんもそこにはノウハウがあるようで、あえてお客さんに手をあげてもらって先に載せてもらったりだとか、ボーイさんにお金持ちそうなサラリーマンに見える服を着させて変わりに停めるだとか、取った取られたの世界のようです。なんだか凄いなぁ。

他には30代くらいのお金持ちそうな人はあんまり停まってもらえないのだとか。みなさん都心に住まれている方が多いようで、運転手さんとしては都外に住んでる人を探しているようなのです。停まりやすいのは団塊の世代の方。その世代の方はマイホームを都外に購入しているケースが良く見られるので。という理由だそうです。

タクシーチケットをピラピラさせて停めるのはとても有効な手段なようですよ。
会社から支給されるところもあり、そういう事情であればみんな気軽に遠くまで行きますもんね。

今回まめが載せてもらえたのは本当に運が良かったようで、「彼女に似ていたから」と言っていました。運転手さんの彼女さんに感謝ですな。

ともあれなんとか帰れたのでめでたしめでたしです。
今度からは偉い人に代わり停めてもらうか、ちょっと遠いところまで歩いて停めたいと思います。
勉強になりましたね! ちゃんちゃん。