WWDCーー。それはAppleのお祭り。毎年新商品や驚きの発表があり国内でも中継、同時翻訳で多くの人が見守っていますね。翌日のニュースまで占領する勢いは本当にワクワクさせられます。
そんなWWDCに今年参加することができました。参加方法から現地での過ごし方など、直前まで有用な記事が見つからず本当に困ったので来年から参加される方のためにメモします。
keynote以外の内容は機密保持契約があるので写真が少なめですが、細かいところはぼかしつつできるだけ分かりやすく書いてみますね。
行く前に参考にした記事
他にもこんなに役立つ記事がありますので合わせてどうぞ。
WWDC初心者ガイド 2010年版 « 南半球海景色
短くシンプルにまとめられていたのでチケット申込後くらいに読むとちょうどいいです。
WWDC 参加の心構え | Life Hacks Lite
2010年の参加記事。一ヶ月前くらいから読んでおくと心構えができてきます。
とても参考になりました。熟読するだけでWWDCも快適に参加できそうです。
WWDCノススメ(1/6)
ちょっと読みづらいですが2008年からあるので毎年の動向がわかります。
行く前に気になること
1.エンジニアじゃなくても楽しめる?
もちろんセッションの多くはエンジニアさん向けですが、有名なジョブスのkeynoteやランチミーティングと称した一味違うセッション、中の人に直接質問できる各種labs。好きに開発ができるダウンロードセンター。それはそれはたくさんあります。
確かにいわゆるwebデザインなどのいかにもセッションは数えるほどです。
なのでエンジニアさんよりも意識をもって参加しないとただの観光にもなってしまうかもしれません。
決してそれがいけいない訳であはありません。サンフランシスコからスタートするベンチャーはとても多く彼らのライフスタイルや持っているアイテム、アプリ、少し話しかけてみての日常会話。それは国内でみるどんな記事よりも早く動向を把握できるでしょう。
ひとつのムーブメントであるAppleの新製品をチェックしておくべきなのはもちろん今回の新OSなどを一足早く試すのはこれからのデザインやインターフェイスのトレンドをはかるのに有用だと思います。
とにかく何を知りたくて行くのか!
「iOSの開発トレンドが知りたい」「作ったアプリのフィードバックを得たい」「海外のサービス、アプリデザイン事情を知りたい」
そのなかに「とりあえず行ってみたい!」があってもいいと思います。
2.英語ができないけど大丈夫?
セッションではゆっくり話してくれますし、スライドもあるのでなんとなく意味がわかります。最後の質疑応答では専門用語もまじるのでお手上げですがw
ジョブスのkeynoteなんかはリアルタイム配信を見ている人が翻訳してくれます。Twitterを眺めていればジョブスが何を話しているのか保管できるので問題ないでしょう。
PC環境はどうする?

iPadやiPhone、macbook air。一眼カメラ、xacti、ボイスレコーダー。持てるガジェットはたくさんもっていくと楽しいです。
ほぼ8割がMacbook Airです。windowsノートを持っていく強者もいるようですが自分は恐ろしくて出来ませんでしたw 出発前日にAirを購入。OSやSDKが会場で無料配布されますがLANケーブルで接続してのダウンロードになります。Airは差込口がないので別でアダプタを用意しておきましょう。
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会場から10分ほど歩けばApple StoreがありますがLANアダプタは売り切れているようですw 忘れて現地調達しようとする人が多いんですねw
チケット入手の流れ
1.リマインドメールを申し込む
2.チケット購入
3.アクティベーション
※アクティベーションを忘れると最悪入場できないかも!英語でふらっとメールがくるので反射的に無視してしまいがちですので気をつけましょう。5月くらいにきてました。
WWDC リマインドメールを申し込む
2011年のチケットは6時間ほどでソールドアウトしました。ジョブス最後のkeynote?という噂もありましたのでとくに早かったのでしょう。少しでも率を上げるためにはリマインドをかけておく必要があります。
自分のときは4月の中旬くらいの深夜に販売開始の連絡がきました。来年はどうなるか分からないけど注意しておくのもよいかも。
チケット購入
最初の画面は英語ですが、「buy ticket」的なボタンを押すと言語を選べるようになるので安心です。日本語ですのでとくに難しいところはありません。ぽちぽちと画面に従って進み購入を完了させてください。
ちなみにお値段は14万円程度。かなりいいお値段ですが1週間Apple祭りできて会場のお菓子食べ放題、ノベルティグッズも貧相だけど貰えて中の人に質問できてここでしか聞けないセッション聞けて有名バンドのライブが見れて、新OSやSDKが無料でダウンロードできる。見逃したセッションも後日iTunesビデオで復習可能。他にももろもろある楽しい体験を考えると損はないと思います。※と、いいつつ私は参画している会社Mogicにて負担していただいちゃいましたが…。
アクティベーション
WWDCはライブのようにチケットが郵送される訳ではありません。注意してください。
1ヶ月後くらいに英語メールでアクティベートしろってメールがきます。アクティベートすることで向こうの名簿に登録され会場での受付時に入館証を用意してもらえるのです。
メールに記載されたURLをクリックすると個人情報を入力するページへ遷移します。内容は全部英語。「OK」ボタンを押すとAppleのディベロップセンターのマイページに遷移し左下にチケットが表示されます。これでアクティベート完了。
※Apple Developer アカウントが必要です。
チケットゲット完了 → 現地での受付 ※ここ重要
あとは現地の会場で名前とパスポートを見せるだけです。
WWDCは月曜日の朝10時からのジョブスkeynoteで幕開けされます。
開催の前日、日曜日に入館証の引渡しがありますので行っておくこと。せっかく朝から並んだのに受付を済ませておらずジョブスのkeynoteを生で見られなくなるかもしれませんよ。

分かりづらいですがアルファベットごとに列がありますので自分のファミリーネームの頭文字の行に並びましょう。
Ishijima Miki なので Iの行にならぶ。といった具合です。
前述の項で行ったアクティベートをするとApple Developerのマイページ、左下にチケットが表示されます。それとパスポートを見せて入館証をもらいましょう。
※ちなみに一緒に行った友人は名前と性を逆に登録してしまいかなりてこずってしまいました。凡ミスですが30分くらいスタッフさんを騒がせちゃうので気をつけましょう!※受付スタッフに日本の方がいたのでなんとかなりましたw
来年もいるとは限らないので注意が必要です。
2011年はパーカー
今年はパーカーがもらえました。とあるベテランの話によるとこれは2010年の使い回しらしいですw 年々グッズや食べ物のクオリティが下がっているらしい。年々人気カンファレンスになっていくのでグッズなどで釣る必要がないのかもしれませんね。前は毎年新しくなるMacbookに合わせてジャストサイズのバッグが配られていたようです。なんかクール。
航空券+ホテル
こんなツアーがあるよ
近畿日本ツーリスト、WWDC 2010に参加される方向けに「WWDC 2010 パッケージツアー」の販売を開始(MAC お宝鑑定団 blog(羅針盤)) – エキサイトニュース
近畿ツーリストでWWDC用のプランがあります。およそ一ヶ月前の4月25日くらいで締め切られますのであれやこれやと悩むのがめんどうな人は早々に申込むと良いかも。
ちなみにまめこは
「トラベルコちゃん」で最安のツアーで申し込みました。初めての海外旅行なのでどこで選べばいいか。実店舗で対面販売してもらった方がいいのか。さっぱり分かりまでしたが「便利だよ」と知人に教えてもらい決定。
サンフランシスコへの4泊5日くらいのツアーがあったのでそれに決定。直接電話して、掲載されているツアーよりも多めの日数、7泊8日にしてもらいました。金曜日にサンフランシスコに到着し土日遊べる日数です。1人17万くらい。
アトラストラベルというところでしたがとても優しくしてもらいました。メールでのレスポンスが良くいろいろな質問に優しく答えてもらえ、初めての不安を解消できたように思います。ありがとうございます。
ホテルは選べないプランですが、あらかじめ「モスコーニセンター(WWDCの会場)の近くがいいです」と伝えておいたところものすごく近くにしてもらえました。
大きな地図で見る
こんなに近かった。
観光はどうする?
サンフランシスコといえば
・アルカトラズ刑務所
・ゴールデンゲートブリッジ
・フィッシャーマンズ・ワーフ(クラムチャウダー)
などが有名でオプショナルツアーも用意してもらえるようです。自分はWWDCのセッションをどのくらい受けるか分からなかったので申し込みませんでした。
1週間+2,3日の滞在であれば現地から直接申し込んでも大丈夫ですし、サンフランシスコは狭いのでバスでどこでも行けます。かくいう自分も現地でセグウェイツアーに申し込んでバスで行きました。
余った時間はサンフランシスコのイベントを楽しんでみては?
まめこの予定
次の日はフィッシャーマンズ・ワーフ→ゴールデンゲートブリッジ→おしゃれスーパー

すっぱくて美味しいらしいパン屋さん BOUDIN。食べそこねた…。

ゴールデンゲートブリッジに使われているケーブルサンプル。でけぇ!
一番のクライマックスはここ

ナイスマスタッシュ! ホールフーズマーケットのスタバにいたお兄さんのヒゲがかっこよすぎた…!
話しかけるの迷ってもじもじしていたら、一緒にいた友人が声かけてくれて写真までとらせてくれました。いいヒゲすぎる…!
や、こっちかな。

今季評価が良かったらしいマンマミーヤ!たのしかったー!全部英語だけどなんとなく理解できた!
必携本
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行く前は使えない本だと思ってましたが、現地についてからすごい役立ちました。
ユニオンスクエアの詳細マップ、チャイナタウン、ヘイトストリート、フィッシャーマンズ・ワーフへの行き方が細かく乗っています。いくらかかってどうやって乗るのか。これがなかったら自分たちだけでは移動できなかったなー。
人気のケーブルカーや、地元民の足「ミュニバス」まで本当にわかりやすかった。間違って2冊もっているので今度行く人に一冊上げたいです。
ということで脱線はここまで。
一週間前にすること : セッションスケジュールをたてる
タイムテーブルは直前にしか分からないよ

iPadだとすごく見やすい。
iPhone,iPadアプリとして3日前くらいからApp Storeでダウンロード可能になります。ちょうど出発直前くらいですね。メールでも知らせてもらえますがもちろん英語なので見逃さないように。印刷物の配布はないのでこれらのデバイスがないと会場のモニターでしかセッションを知ることはできません。※apple wwdc webから閲覧できます。
予め受けるセッションを吟味したり、上司に教えるのはこの数日間しかないのでけっこう大変。
着いてから:セッションはこう楽しめ
1.developper toolセクションでねほりーなはほりーな

一階のlabsフロア。ダウンロードセンターやランチブースもここに。

おみやげに最適。ここか本社でしか買えないAppleグッズです。
会場にきている人はすごくマニアックなApple信者ばかりではないようです。
これまでwindosの開発をしていて、最近の時流で興味を持ち本カンファレンスでiOSアプリの開発を学ぶ。みたいな人がけっこう多いみたい。初歩的な内容でも中の人が親切に教えてくれるのでどんどん聞いてみましょう。
具体例「interface builderってどうやって起動するの?」
起動方法を教えてもらってさらに、各要素を配置
入力した文字によって遷移先のヘッダー文字が変わるように
プログラムを組むところまで教えてもらえました。失敗例「何も分からないんだけど最初は何から学んだらいいの?」
一から教えてもらいたいのでこんな質問をしてみたのですが
「このセッションを受けてみるといいよ」となりました。
具体的な問題点を伝えたほうが成果が得やすいかもです。
2.ジョブスは絶対見ておけ
2011年は朝6時に並び、無事入れました。あぶれると別室でモニターから見ることになるようです。サンフランシスコまできたのならやはり生でみたいですよね。
開場時間である7時に並べばだいたい入れるようですが例年、この列に並んでお祭り騒ぎをするのが通例のようでどんどん並ぶ時間が早くなっていると聞きました。ジョブスのキーノートは今年最後説なんかもあるので来年はどうなることやらですが、きっとそうなったとしてAppleはあっと驚く体験を用意してくれるのではないでしょうか。
サンフランシスコの夏は冬より寒いのでしっかり暖かい服を着ていくこと!!!!
後は列のお隣りさんと楽しく会話しましょう。この列を狙ってビラ配りやトラックなどもあるので、自ら作ったアプリを周りの人にレビューしてもらうなんてのも熱いですね。
朝4時におきて、朝御飯はデニーズなどで食べるとよいでしょう。オーダーなどがのんびりしていて少し焦っちゃいますが、まわりにも同じパーカーを着た人がいます。変な一体感があって仲良くなれちゃいますよ。
より大きな地図で WWDCの足あと – イシジマミキ を表示
センター近くにあるスタバも行列しているので間違えて並ばないように。
また朝御飯を食べられなくても安心です8時くらいからモスコーニセンターが開きます。セッションをする会場前の通路には温かい飲み物やパンケーキなどがずらり。列の横幅が広くなると手に入れづらいですが、近くの人からまわってきたりするのがなんかいいですね。
3.ランチミーティングは大切

ジョブス並に人気のセッションです。目玉セッションなので早めに並んでおくこと。2011年ば某CGアニメ映画さんでした。
4.プロトタイプをもっていけ
アプリのレビューをしてくれるブースがあります。個室になっていて中はわかりませんが早い時間に満席になってました。かなり有用なアドバイスがもらえそうな匂い。
5.UIに関しても答えてくれる
上記と似たたてつけでアプリレビューだけでなくUIのレビューもありました。
6.ダウンロードブースやラボブースで開発しちゃえ
セッション中も参加しない人は各々の時間を過ごしています。それぞれのブースで開発をして分からないところをスタッフに聞いて進めるということができます。開発者垂涎ものですね。
7.6.木曜日の夜には大きなパーティーがあるよ

WWDC公式のパーティー。通称Bashです。まー寒かった!すごい混雑で大盛況でした。

あたまにプロペラを付けた人がいたのでまわさせていただきました。
木曜日以外にも各所で非公式パーティーがたくさんです。Twitterもパーティーがあったり。こちらはBashとかぶってしまったので参加できずしょんぼり。
同じギークたちが集まるパーティーですジャパニーズ丸出しで目立つととても良いと思います。路上で買ったスパイダーマンのニット帽をかぶっていたらコーラなどおまけしてくれました。サンフランシスコいい人達ばっかり。ラビュー!
その他WWDCのイベントや概要はこちら。
http://developer.apple.com/wwdc/events/
7.寒いから冬服で行くといいよ
サンフランシスコの夏は冬より寒い
ヘミングウェイもそんなことを言ったようです。
太平洋から流れる寒流から冷たい風が海岸に向かってふくのですね。早朝なんかはダウンジャケット必須ですし日中だってジャージやパーカーの重ね着が必要です!
現地だとお店は「どこに着ていくんだ」っというくらいリゾートっぽい夏服しか売ってません。きっとこれをきてもっと暖かい内陸にくだるんですね。
ユニオンスクエアはモスコーニセンターと反対方向ですが徒歩15分程度でど真ん中までこれるので、足りない服を買って置くと良いです。ZARA、H&M、banana republic、north faceなど日本でもおなじみの店舗があるので安心です。
8.WWDCのお昼はマズイらしい
期間中あちらこちらのTwitterからランチの話をききました。自分は事前に読んでいたのであえて手を出さなかったのですがそれはそれはパンチが聞いているそうな。付近にはご飯屋さんそれほど多くないのでデニーズかMel’s Dlive inなどで済ませましょう。現地でTwitterリストを見ているとおいしいランチ情報なども分かるのでそれを見ていくもよし。
向こうの人は大切なセッションでもお昼は欠かさないようで、あのランチパックを山のように持って友人たちに配り食べる人たちが見かけられました。なんだかキュートです。
あと、飲み物はたくさんまずいものがあります。SODAって書いてあったのに炭酸の抜けたストロベリー味で泣きそうになりました。ジェリービーンズやポテチなども用意してあるので目新しいお菓子を見つけると試さずにはいられないんですよね。
9.Twitterをチェックしてみるといいよ
今年はdrikinさんが作ってくれたリストがあったので期間中頻繁にチェックしていました。みんな有名サービスの会社にいったりして楽しそうだった…(´;ω;`)ブワッ
http://twitter.com/#!/list/drikin/wwdc2011jp
おしまい
いやーーー、盛りだくさんで書かせていただきましたがこのくらいで網羅できたでしょうか。とっても楽しかった!
あとはWWDCで出てくる食べ物事情やサンフランシスコの高円寺(?)ヘイトストリートでのお洋服事情などまだまだ書きたいことたくさんですが写真がない…。楽しくてとるひまありませんでしたよ…。(´・ω・`)
追記 11/07/30 少し加筆しました。
google my map
WWDCの足あと
flickr
http://www.flickr.com/photos/woops_/sets/72157626941721940/
イシジマミキにインタビューをする (the interviews)







































