4月10日に物件の契約手続きを開始しました。5月1日から施工を開始し、5月中旬から6月頭にかけてオープンを予定しています。
なぜ高円寺？
上京してすぐのときに@dubstronicaさんに連れてってもらいました。改札から降りてくる人たちが本当に個性的でおもしろい町だと感じてそこから5年ほど住みました。
高円寺は自由業にとても理解があり、昼間でも深夜でもぶらぶらできます。しかもパジャマでもいける。※南口は正装が必要です。渋谷や新宿では少し難しいですよね。それが許されるのが高円寺。
個を尊重してくれるし、それほど踏み込みすぎないのが高円寺。
飲んだ朝ぶらぶら歩いていても同じような人がいて「お前もかーw」とほどよく孤独を感じさせないいい町なんです。
この町でコワーキングスペースを作ろうと決めたのは、単純に自分が近くに住んでいて、よく遊ぶ町だからです。
IT系のみならず個人で活動しているさまざまな職種やアーティストみたいな人が多くて、コワーキングスペース？となりそうなほど個性的な人が集まるのでは？という半ば他力本願な思いも合わさっています。
変な服にリメイクしたり、おもしろいおもちゃや楽器を作っていたり、意外に士業の人がいたり。そういったカオスな人の集まりは高円寺ならできそうじゃないですか？
なぜコワーキングスペース？
わたしはフリーランスデザイナーとして活動しています。普段は自宅で作業しているのですが、このカタチが定着するまで「オンとオフの区別がつかない」「一人作業していると寂しい」といろいろな悩みがありました。家は誘惑が多いですからね。
「仕事したいけど、会社みたいのは嫌。友達のようなパートナーのような気の合う人たちが集まってダラダラ仕事したい！」
という思いはフリーランスを含めたノマドワーカーさんは持っているんじゃないでしょうか？
自分も一緒で事務所を借りようと真剣に考えていたのですが、それならみんなの遊び場・仕事場にしちゃおう！と思って2年前に呼びかけたのがコワーキングスペースのきっかけです。
一度はコアメンバーが揃わず断念しましたが、今年の3月末に後にもう一人の発起人となる方から連絡をいただき、正式に活動が開始されました。コンセプトや物件が決まるのに1ヶ月かからないというスピーディーさ。
やりたいことを好きな人と一緒にしたいから
311の地震のあと、多くを考えさせられました。その中で、改めて「人はいつどうなるか分からない」と強く思い、これから長く続くであろうと思っていた人生が儚いものであると感じたのです。それまでは「おばあちゃんになったら山奥でペンション経営したい」と考えたりしていました。頑張って働いたあとのご褒美でのらりくらりと好きなことやれたらなと。しかしその先はどうなるか誰にも分からないのです。
「やりたいことをとっておいてしまう」。これはナゼでしょう。多くはいま仕事をしているので手一杯だからですよね。あとは金銭面の問題。でも明日死ぬとしたら「楽しかったー！」と言って終われるのでしょうか？将来設計はもちろん大切ですけど今できるならとっておく必要はないと思うのです。
なのでやれることはやる！今やる！とっておかない！
そんな考えを持ちはじめたときに、もう一人の発起人 綿村さんの賛同もあって動きはじめたのです。
好きなことをして生きていく
わたしは朝も起きられないし、飽きっぽいし、逃げグセもあるし、本当にダメな人間です。それでも、そんな自分はすぐ変われるわけでもなく、ふぅふぅ言いながら折り合いをつけて生きていかないといけません。「あー、自分はダメな人間だ。片隅でひっそりと生きていこう」と思うこともありますが、正直自分だけじゃないと思うんです。そんなダメ人間。
わたしはダメ人間が好きです。もちろん程度がありますが、自分もそうなのでシンパシーを感じます。ダメ人間だと自覚して社会に馴染みきれず結果ふらふら生きている人は自分みたいに感じます。
ならダメ人間たちでも楽しく生きていける道や生き方を模索していきたい。ダメ人間に市民権を！
「好きなことだけやって生きていきたーい！」なんて声高に言うと、自分勝手でどうしようもないと言われると思います。その通りです。
ただそれを自覚した上で、どこまでそれで生きていくか模索していくのはムダじゃないと思うのです。
人生を棒にふるくらい ヒマとゆとりをもって生きよう
わたしの好きな言葉に「人生を棒にふるくらい ヒマとゆとりをもって生きよう」というのがあります。スチャダラパーの「ヒマの過ごし方」という歌の一節です。
可能性に満ち溢れていた小学5年生のときは「もったいなさすぎる！」と思ったもんですが今ならこの大らかな良さが分かります。
ゆとりがないと、頭の上に咲いた桜にすら気づきません。多くの楽しみや幸せを見逃しているのです。もちろん一生に何回かは正念場というのがあるのでずっとボケっとしていられるわけじゃないのですが、それが1年のうちほとんどだったら生き方を見直すべきだと思うのです。
よく言い古された言葉ですが、サクラは毎年咲きます。しかし29歳の春は1回だけなのです。
だから、がんばりすぎない働き方
高円寺コワーキングスペースは好きなことだけやって生きていく方法を模索する一つの手段です。仕事なの？趣味なの？と境界線が曖昧だけど本気でやって、かつゆるい。これはわたしの理想の働き方です。
集まった人間の技術をシェアしあって、日常を快適にしたり、仕事でチームを組んだり。日常の問題をみんなのもてる力で解決する場所にしたいのです。いや、します！
そんな生き方に共感してくださる方、共感できないけど「コワーキングスペース」がきになる方。みんなで「こけむさズ」を作っていけたらなと思っています。
ぜひアナタのちからを貸してください。ツイッターで言及してくれるのはもちろん、流れた情報をRTしてたり、Facebookページをイイネしたり、はてなブックマークをしてくださるだけでもモチベーションにつながります。
デザイナーさんならロゴマークを作ってもらって、たくさん並べてみたい。
イラストレーターさんなら、壁にステキな絵を描いて欲しい。
プログラマさんならこけむさズの予約システムなどを一緒に構築してほしい。
なにもできない！って思ったとしてもスペースにきていただいて見学にきた人への応対やお掃除してくださるだけでも嬉しいです。
アナタのできることで「こけむさズ」を作って行きましょう。興味を持った方はTwitterで@woopsdez宛につぶやいてください。
発起人
イシジマ ミキ – twitter
ワタムラ カズヒコ – twitter
こけむさズ公式サイト・アカウント
こけむさズ 高円寺コワーキングスペース
こけむさズ – twitter
Facebookページ こけむさず
高円寺コワーキングスペース「こけむさズ」をよろしくです。
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ティーザーというのは「じらす」を英語で言った言葉のようで、Webサービスもオープン前に告知したりイイネを募ったり、メールで今後のアップデートをお知らせできるようにしたりといろいろありますね。 こけむさズも綿村さんと名前や…
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[woops!] 高円寺コワーキングスペース「こけむさズ」始動 http://t.co/B2iOkSNs @woopsdezさんから
高円寺近辺に引越してきたから何か近くにコワーキングスペース無いかなーって探してみたらものすごいタイムリーな状況が！すごく入りたいなこれ。 http://t.co/wfhMwZ0z @kokemusazu_koen
高円寺近辺に引越してきたから何か近くにコワーキングスペース無いかなーって探してみたらものすごいタイムリーな状況が！すごく入りたいなこれ。 http://t.co/wfhMwZ0z @kokemusazu_koen
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高円寺、盛り上がってまいりました [woops!] 高円寺コワーキングスペース「こけむさズ」始動 http://t.co/vpH0n7Re @woopsdezさんから
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