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行ってきました。毎コミ本社(?)でのセミナー。 15分程度遅れてしまったので聞き逃した部分もあり。くやしー!!

詳細はこちらにステキにまとめられてますので、詳しく見たい方はどうぞ。 http://blog.inasphere.net/2007/04/hatena_seminar.html http://d.hatena.ne.jp/ooolong/20070420/1177083969

さくらインターネットにはてなが乗り換えた(?)ことに端を発してこの会が設けられたのかしら? 直也氏のお話でも少しふれ、さらにさくらインターネットさん達が商品の説明などもしていました。

該当エントリー

毎日コミュニケーションズに行ったどー!!

2.0の話など特になくはてなの内部体制に焦点が当てられていた様に思います。 もちろん、はてなの注目度はとてもすごいのでそれを目当てにこられた方も多いからだと思いますがちょっと残念。これから先のサービスの変化とか潮流を聞きたかったのにな。

MCの葉加瀬太郎みたいな人の段取りがぐたぐだだったのが印象的。 偉い人だったらどうしよう…。

はてなの収益

私はちっちゃなWebサービスを提供しているベンチャーで働いているのですが、伊藤直也氏が話されたことを社に持ち帰って話したことで最近ぶれかけていたうちのサービスの根幹を取り戻せた様な気がします。

資金調達して人員と設備へ大幅に投資して、サービスを急成長させることだけが正解の道ではないのですね。結果として調達するために売上やビジネスモデルをそちらに合わせていくことになったりして当初の目的から外れやすくなってしまってたのかもしれないな…。とあまりビジネスのことを詳しくないなりに思ってみました。

-資金調達をしていないこと -がっぽり儲けているわけではないこと -でも黒字であるということ

上記を見るかぎり、広告収入や有料サービスでしか収益をあげていないようです(あくまで推測)。 しかしながら、サーバーを自作したり回線を安いところ使うなどして固定費を節約しているそう。 はてなのサービスは風で動いていると聞きますしね。

ロースペックなサーバーでも軽快に動くプログラム

という事を意識しているのだそうです。「お金をかければいい。」という考えではないみたい。職人ですねー。徹底的な技術集団のなせる技と言うところでしょうか…。

うちは開発が中にないので叶わぬ夢です。プログラマ欲しいよー。

はてなの苦労話

2005年まではなかなかサービスが収益化に結びつかないで苦労していた様です。ある程度は受託開発もしていたと言っていました。

ここがうちの会社の悩みどころなのですが、請負をすることで本業にかけられる時間が削られてしまうのがどうも気にくわないようです。うちの社長。どうせなら自社サービスの認知アップやノウハウ蓄積など出来るように自社サービスを展開していきたいらしい。

請負で蓄積出来るノウハウは確かにそう重要なことばかりでもないですからね。

そういった意味ではてなが受託開発をしつつサービスを成長させられここにまで至ったのは -サービスに独自性がある -数年たっても斬新 など、他社を寄せ付けない技術とそれによって生まれるクリエイティブな発想の賜物なのでしょう。

うちに関しては請負はもう少し考えるところがありそうですね。たった3人の会社なのでそれだけにさけるリソースも無い。少しでも効率よく様々なリソースを使う方向で考えなければー。

モチベーションは大切に

「はてなにくれば好きなこと出来る」というわけではないですが、モチベーション維持への気遣いは感じられました。役員4名中2人がプログラマということでそこらへんにはとても理解があるようです。 羨ましいですね。「コードを書かない人間の指示はどうも素直になれない」的な発言もあり、デザイナの私も頷いちゃいました。

変な質問しちゃったの

最後の質疑応答で「お金のことどうしてます?」的なことを聞いてしまいました。 後で資料読み返したら最初のページに載ってました(汗)最初の方聞いていなかったのバレバレでしたね。

最後に名刺だけ渡させてもらいました。お話しするのは上手くないのでそのまま逃げ帰りました。 直也氏優しかったです。前に見た「ハンター×ハンターのドッジボールの人に似てる」って意見。あれ正解だわ。

竹橋駅ちかく

帰りはのんびり目の前の池の鯉さんを眺めてました。やっぱり一人で行くのは寂しいですね。 今度は社長も連れて行こうかしら??